ワイン用語『長梢剪定』とその種類

ワイン入門者
長梢剪定とは何ですか?

ワイン研究家
ブドウの樹を垣根のように仕立てる方法のうち、主幹に近い1年前の枝を左右に残して剪定する方法です。

ワイン入門者
長梢剪定の中で代表的なものは何ですか?

ワイン研究家
ギヨ・サンプルとギヨ・ドゥーブルです。
長梢剪定とは。
「ワインの用語」
-長梢剪定-
ブドウ栽培で一般的な垣根仕立て法には、短梢剪定と長梢剪定があります。長梢剪定では、前年に伸びた枝の中から、主幹に近い太くしっかりとした枝を左右に1本ずつ残し、他の枝を切り落とします。
長梢剪定の代表的な方法として、「ギヨ・サンプル」と「ギヨ・ドゥーブル」があります。
長梢剪定とは

「長梢剪定」とは、ぶどう樹の剪定方法の一種で、1年生の新梢(幹から伸びた若い枝)を比較的長く残して剪定する手法です。これにより、次年以降に多くの果実を収穫するための基盤となる、健康で実りの多い結果枝を育成することを目的としています。長梢剪定は、ぶどう樹の樹齢や生育力、栽培しているぶどうの品種などによって、剪定する枝の長さや本数が異なります。
垣根仕立てと長梢剪定

垣根仕立てと長梢剪定
垣根仕立ては、ワイン用ブドウを栽培するために使用される一般的な方法で、ブドウの木を水平方向に支持構造物に沿って誘引します。この仕立て方式は、ブドウの房への日光と空気の流れを最大化するように設計されており、病気の予防と収量の増加に役立ちます。
垣根仕立てでは、通常、長梢剪定が採用されます。長梢剪定は、各ブドウの木から数本の長い枝を残す剪定方法で、それらの枝を水平に誘引します。これらの長い枝は、ブドウの房の成長に使用されます。長梢剪定は、垣根仕立てのブドウ園の生産性を最適化し、健康的なブドウの生産を促進するのに役立ちます。
長梢剪定の種類

長梢剪定の種類
長梢剪定には、その強さや刈り方によっていくつかの種類があります。代表的なのは、ギュイヨ剪定です。これは、1本の剪定枝に2本の結果枝を残す手法で、枝同士の間隔を広く取ることができます。
コルドン剪定は、主幹から水平に伸びた枝に結果枝を誘引する剪定で、整然と樹形を形成できます。シュプール剪定は、垂直に近い結果枝を互い違いに 配置する手法で、風通しを良くし、日照を確保できます。
また、リュール・ド・シュヴァリエ・ギュイヨ剪定は、長梢剪定と短梢剪定の中間的な手法で、主幹に近い位置に結果枝を配置し、収量性を確保します。
ギヨ・サンプル

ギヨ・サンプル 剪定方式の一つで、シングル・ギヨとダブル・ギヨがあります。シングル・ギヨでは、幹から一年生の枝を1本残し、その枝と幹の間に芽を残します。ダブル・ギヨでは、一年生の枝を2本残し、それぞれの枝と幹の間に芽を残します。この剪定方式は、ブドウの樹に十分な生育空間を与え、日当たりを確保することで、ブドウの品質向上に貢献します。
ギヨ・ドゥーブル

ギヨ・ドゥーブルは、フランスで考案された一般的な長梢剪定法のひとつです。この剪定方法は、2本の幹を水平に伸ばして2本の垂直のひもに誘引し、そこに結果母枝と結果枝を配置します。
ギヨ・ドゥーブルは、樹勢の強いブドウ品種に適しています。この剪定方法は、ブドウの房を均一に日当たりに当て、病気を防ぐのに役立ちます。また、ブドウの木がより強健になり、生産量が向上する利点があります。
この剪定方法は、その複雑さから、熟練した栽培者によって行われることがよくあります。しかし、適切に行われれば、ギヨ・ドゥーブルは高品質なブドウの収穫につながる効果的な方法です。