クローズ・エルミタージュとは?世界的な銘醸地エルミタージュの仲間

ワイン入門者
『クローズ・エルミタージュ』について教えてください。

ワイン研究家
『クローズ・エルミタージュ』は、フランスのコート・デュ・ローヌ地方にある産地のワインの名前です。

ワイン入門者
ワインの特徴を教えてください。

ワイン研究家
エルミタージュよりやや軽やかで、バランスの取れた飲みやすい味わいが特徴です。使用されるブドウ品種は、シラーがメインで、ルーサンヌやマルサンヌがブレンドされることもあります。
クローズ・エルミタージュとは。
ワイン用語の「クロース・エルミタージュ」は、フランスのローヌ北部にある川沿いの左岸の地域で生産されるワインと、その原産地呼称(A.O.C.)を指します。世界的に有名なエルミタージュの東に位置し、囲むように広がっています。
A.O.C.が制定された1937年当初は、クロース・エルミタージュ村のみが認定されていましたが、1952年に10の村が追加されました。
ワインは、エルミタージュと比べてやや軽やかで、バランスの取れた飲みやすいスタイルです。
-使用品種:-
* 赤:シラー(85%以上)
* 白:ルーサンヌ、マルサンヌ
AOCの歴史と認定村

AOCの歴史と認定村
エルミタージュの名前を冠したAOCの起源は、16世紀まで遡ります。この地域は、その優れたワインの評判が高く、1789年にフランス革命でAOCシステムが導入される前から、その名声は確立されていました。1937年にAOCエルミタージュが正式に認定され、ラ・シャペル、ル・パヴィヨン、ル・メアルなどの11の村が栽培地域の特定の区画として指定されました。これらの村は、栽培に使用できるブドウ品種、栽培方法、収量を規定する独自の規則に準拠しています。エルミタージュのAOCのブドウ園は、標高100〜200メートルの急な斜面に位置し、南向きの急勾配とロヌ川の谷から吹き込む冷涼な風が特徴的です。
エルミタージュとの関係と特徴

エルミタージュとクローズ・エルミタージュは、フランスのローヌ地方で生産される赤ワインです。両者は密接な関係があり、エルミタージュはクローズ・エルミタージュの原産地域となっています。
クローズ・エルミタージュは、エルミタージュの村に囲まれた区画で生産されます。この区画は土壌が花崗岩質で、ブドウの樹が急斜面で栽培されています。この特殊な環境が、エルミタージュワインに独特のエレガントさと複雑さをもたらしています。
使用品種とワインのタイプ

使用品種とワインのタイプ
エルミタージュのワインは、その深みと複雑さで知られています。主にシラー種から作られ、そのほかに少量のヴィオニエ種をブレンドすることがあります。シラーは、エレガントな黒果実の風味が特徴で、エルミタージュのワインに力強さと色合いを与えるのに役立ちます。ヴィオニエは、フローラルでアロマティックな性質があり、ワインの複雑さとバランスを加えます。
味わい・特徴

クローズ・エルミタージュの味わい・特徴は、世界的に有名な銘醸地エルミタージュのワインと共通しています。一般的に、濃厚でフルボディ、複雑さとエレガンスの完璧なバランスを備えています。果実味豊かで、ラズベリー、ブラックベリー、カシスなどの黒系果実の香りが特徴です。熟成すると、複雑さが増し、スパイス、ハーブ、皮革のニュアンスが加わります。タンニンはきめ細かく、まろやかで、余韻は長く複雑です。
おすすめの生産者

クローズ・エルミタージュとは、フランスのローヌ地方北部で生産される、世界的に有名な銘酒エルミタージュの仲間を指します。エルミタージュの称号を得られるのは、特定の畑で収穫されたブドウのみですが、クローズ・エルミタージュはそれ以外の畑で生産されるワインで、同じブドウ品種(主にシラー)を使用しています。
おすすめの生産者としては、シャトー・ル・ペレ、ジャン・ルイ・シャヴ、ポール・ジャブレ・エネ、ミシェル・シェヴァリエなどがあります。これらの生産者は、品質の高いクローズ・エルミタージュを世に送り出し、ワイン愛好家から高い評価を得ています。