ラジド:ポルトガル産酒精強化ワインの魅力

ワイン入門者
先生、ラジドという言葉なんですが、どういう意味ですか?

ワイン研究家
ラジドはポルトガル、アソーレス諸島のピコ島で造られる中辛口の酒精強化ワインのことだよ

ワイン入門者
酒精強化ワインってなんですか?

ワイン研究家
果汁を木樽で発酵させ、発酵終了前にグレープスピリッツを添加したワインのことだよ
ラジドとは。
ポルトガルのアソーレス諸島にあるピコ島で造られる「ラジド」と呼ばれる酒精強化ワインは、中辛口が特徴です。木樽で発酵させ、発酵の終わり近くでグレープスピリッツを加えてアルコール度を高めます。その後、アメリカンオーク樽で3年間熟成されます。
このワインは、かつてロシア皇帝や英国の王室でも愛されていたと伝えられています。アルコール度数は最低16度と高めです。
ラジドとは何か

ラジドとは何かは、ポルトガル原産の酒精強化ワインで、その名の通り「燃えた」という意味を持っています。このワインは、発酵の過程で高濃度の蒸留酒(ブランデー)を加えることで、発酵を止めてアルコール度数を高めています。ラジドは、鮮やかな黄金色から琥珀色をしており、フルボディで、ドライで複雑な味わいが特徴です。
ラジドの製法

ラジドの製法は、酒精強化ワインが醸造される他の地域とは大きく異なります。ラジドの製造に使用されるブドウは、他の地域で生産されるブドウよりも糖度が高くなるまで遅くまで収穫されます。その後、ブドウは圧搾され、果汁はオーク樽に移されます。
樽の中で果汁は発酵し、アルコール度数が約12%まで上昇します。この時点で、ブランデーが果汁に加えられて発酵を停止させ、最終的なアルコール度数は18~20%になります。ブランデーを添加するタイミングは、ワインの甘さとアルコール度数を決めるうえで重要な役割を果たします。
ラジドの風味と特徴

ラジドの風味と特徴
ラジドは、その独特な甘さと複雑な風味で知られています。甘さは、ワインの長期熟成によりえられるもので、ドライフルーツやナッツのような風味を醸し出します。この甘みは、クルミやヘーゼルナッツのような風味を彷彿とさせるナッツ香とバランスよく調和しています。さらに、レーズンやイチジクのニュアンスが加わり、豊かな果実味を生み出しています。ラジドのアルコール度数は20度以上と高く、この特徴がワインの風味を強め、余韻を長くしています。
ラジドの歴史と逸話

ポルトガル産酒精強化ワイン「ラジド」の歴史は、17世紀にまで遡ります。 当時、アレンテージョ地方のワインメーカーたちは、ワインの酸化や腐敗を防ぐために、ブランデーを添加していました。これが、ラジドの独特な風味とスタイルの起源となりました。
数世紀にわたり、ラジドはポルトガルで人気のあるワインとして愛され続けてきましたが、18世紀後半になると、ポルトガルの主要輸出ワインとして世界的に有名になりました。特にイギリスでは、ラジドはジンやトニックウォーターと混ぜた「ラジドトニック」というカクテルのベースとして好まれました。
ラジドの楽しみ方

ラジドの楽しみ方
ラジドは、食後の食後酒や、おやつのお供として楽しむのに理想的なワインです。食後酒として、チョコレートやナッツなど、甘く濃厚なデザートに合わせると、その複雑な味わいが引き立ちます。おやつのお供として、ビスケットやクッキーに合わせると、軽い口当たりと甘みが、午後のひとときを豊かにしてくれます。また、単体で楽しむこともでき、そのフルーティーなアロマとまろやかな味わいは、リラックスした時間にぴったりです。