スティルワインとは?種類と特徴を解説
スティルワインとは?

スティルワインとは、発泡していないワインのことです。赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなどに分けられ、スパークリングワインなどの泡立つワインとは区別されます。スティル(Still)は英語で「静かな」という意味で、泡がないワインを表す言葉です。発泡ワイン(スパークリングワイン)とは異なり、炭酸ガスを含んでいないため、静かで落ち着いた味わいが特徴です。発酵中に発生した炭酸ガスを瓶内で閉じ込めることで泡を生み出すスパークリングワインとは対照的に、スティルワインは発酵時に発生した炭酸ガスを逃がして作られます。したがって、開栓しても泡立たず、そのままコップなどに注ぐことができます。
スティルワインの種類

スティルワインは、その製法や使用するブドウの品種によって多様な種類があります。辛口から甘口まで、フルボディからライトボディまで、幅広いバリエーションが存在します。スパークリングワインでは二次発酵が行われますが、スティルワインでは二次発酵が行われません。
代表的なスティルワインの種類を以下に挙げます。
・赤ワイン- カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの黒ブドウから作られ、タンニンが豊富でしっかりした味わいが特徴です。
・白ワイン- シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの白ブドウから作られ、爽やかでフルーティーな味わいが特徴です。
・ロゼワイン- 赤ブドウと白ブドウをブレンドするか、赤ブドウの果皮を短時間浸漬することで作られ、淡いピンク色でフルーティーな味わいが特徴です。
スティルワインの特徴

スティルワインは、アルコール発酵により炭酸ガスが発生せず、発泡しないワインです。静穏なワインとも言われます。この特徴は、発酵中にワイン中の糖分がすべてアルコールに変換されるため、炭酸ガスが発生しないことに由来します。スティルワインは、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど、さまざまな種類があり、それぞれに異なる味覚や香りの特徴があります。
スティルワインに合う料理

ワインと料理のペアリングは、お互いを引き立て合い、より素晴らしいハーモニーを生み出すことからフランス語で「結婚」を意味で「マリアージュ」とも呼ばれます。うまく合わせると、それぞれの味わいが引き立て合い、より一層食事を楽しむことができます。スティルワインは、幅広い料理と相性が良いことで知られています。軽めのスティルワインは、魚、貝、サラダ、白身肉などの繊細な料理にぴったりです。一方、フルボディのスティルワインは、ステーキ、羊肉、濃厚なシチューなどの風味の強い料理に適しています。
特に、赤のフルボディワインは、赤い果実の風味が際立った料理とよく合います。例えば、赤身肉やトマトソースのパスタと組み合わせると、ワインの果実味が料理の旨味を引き立てます。白のスティルワインは、柑橘系の風味が特徴的です。そのため、魚介類や鶏肉料理とペアリングすると、料理の繊細な味わいとワインの爽やかな酸味が絶妙に調和します。
スティルワインの楽しみ方

スティルワインの楽しみ方とは、その芳醇な味わいと香りを最大限に引き出すことです。以下に、スティルワインを楽しむためのヒントをご紹介します。
①適切な温度でサーブする:白ワインは冷やして(辛口は7~12℃、甘口は6~8℃)、赤ワインは室温(軽めの赤ワインは12~14℃、フルボディの赤ワインは16~18℃)で提供します。冷たすぎると香りが弱くなり、逆に温すぎるとアルコールの苦味が強調されてしまいます。
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②正しいグラスを選ぶ:ワイングラスは、単なる容器ではなく、ワインの味を左右する重要な要素の一つです。ワインの種類によって、グラスを選ぶことで、より豊かな香りと風味を楽しむことができます。
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③食事とのペアリングの考慮:ワインの味わいは、一緒に食べる料理によって影響されます。軽めのスティルワインは魚やシーフードとよく合いますが、フルボディのワインはステーキやローストなどの赤身肉と相性が良いです。
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