ヴージョ:ブルゴーニュ地方の特級畑

ワイン入門者
ヴージョについて教えてください。

ワイン研究家
ヴージョはフランスのブルゴーニュ地方にある村名です。特級畑のクロ・ド・ヴージョを中心に、村の大半を占めています。

ワイン入門者
どうしてクロ・ド・ヴージョは特別なんですか?

ワイン研究家
クロ・ド・ヴージョは、村の中で最も大きく、高品質なピノ・ノワールを生産する50haの特級畑です。村の他の4つの特級畑と村名畑を合わせても、この特級畑の面積の方が大きくなります。
ヴージョとは。
ブルゴーニュ地方の中心部に位置するヴージョ村は、その名高い村名畑で知られています。中でも特筆すべきは、この村のほとんどを占めるクロ・ド・ヴージョ。50ヘクタールを超える広大な面積を誇る特級畑で、赤ワインのみが生産されています。
ヴージョ村には、この村名畑の他に4つの1級畑があり、合計で約15ヘクタールの畑があります。つまり、この村のほとんどが、たった1つの特級畑によって占められているというわけです。
ヴージョで使用される品種はピノ・ノワールのみで、赤ワインのみが生産されています。
ヴージョの場所と規模

ヴージョは、フランスのブルゴーニュ地方北部に位置し、コート・ドール地区の中心に位置する特級畑です。その場所は、ディジョンから南へ約20キロ、ニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネの間にあります。ヴージョは広大で、全体の面積は約50ヘクタールに及びます。畑は標高232メートルから340メートルの急勾配に位置しています。
村名畑と一級畑

村名畑は、特定の村の一般的なエリアとして位置付けられています。これらの畑は、村全体の特徴を反映しており、高品質なワインを生み出します。一方、一級畑は、村の中で特に優れた特定の畑を指します。村名畑よりも栽培面積が小さく、より選択されたブドウが栽培され、より複雑でエレガントなワインが生み出されます。
特級畑「クロ・ド・ヴージョ」

ブルゴーニュ地方の特級畑の中で、最も偉大なもののひとつとして称えられているのが、ヴージョです。ヴージョの丘は、コート・ド・ニュイの一部で、コート・ド・ボーヌと接しています。ヴージョの畑は、標高約250〜350メートルに位置し、急斜面が特徴です。
ヴージョの畑は、さまざまなタイプの土壌で構成されていますが、石灰岩が基盤になっています。この土壌は、ブドウの根にミネラルを十分に供給するため、素晴らしいワインを生産するのに理想的です。ヴージョの気候は、大陸性と海洋性の影響が混ざり合い、ブドウの最適な成熟を促進します。
ヴージョのワインのタイプ

-ヴージョのワインのタイプ-
ヴージョは、赤ワインと白ワインの両方で有名な特級畑です。赤ワインはピノ・ノワールから作られ、通常はフルボディで、タンニンと果実味が豊富です。白ワインはシャルドネから作られ、通常はエレガントで、オークのニュアンスとしっかりとしたミネラル感があります。
ヴージョのテロワール

-ヴージョのテロワール-
ヴージョのテロワールは、ブルゴーニュ地方きっての「特級畑」にふさわしい特徴を備えています。斜面が南東向きであるため日照に恵まれ、水はけの良い石灰岩質の土壌はブドウの根を深く伸ばすのに適しています。また、標高が比較的高いことで昼夜の寒暖差が生まれ、ブドウに複雑なアロマと味わいを生み出します。
さらに、ヴージョは複数の地質構成からなっています。斜面の基盤はジュラ紀の石灰岩で、その上にさまざまな時代の石灰岩と泥灰土が堆積しています。この多様なテロワールにより、ヴージョのワインは、エレガントで力強いものから、よりミネラル感の強いものまで、幅広いスタイルを表現しています。