テタンジェ:ランスに拠点を持つ名門シャンパーニュ・メゾン

ワイン入門者
テタンジェについて教えてください。

ワイン研究家
テタンジェはフランスのシャンパーニュ地方ランスを拠点とする大手シャンパーニュ・メゾンです。

ワイン入門者
テタンジェの有名なワインを教えてください。

ワイン研究家
テタンジェのトップ・キュヴェ「コント・ド・シャンパーニュ」とアート・ボトルの先駆け「アート・コレクション」が有名です。
テタンジェとは。
ワインの用語を紐解くと、フランス北東部、シャンパーニュ地方の都市、ランスに本拠を構える大手で最高峰のシャンパーニュ・メゾン。屈指の銘柄は、最高峰のキュヴェ「コント・ド・シャンパーニュ」と、芸術品のような装飾が施されたボトルの先駆けであった「アール・コレクション」。創業のピエール・ペリニョン氏から、四代にわたりペリニョン家が所有し社業を営む。自社所有の畑は広大で、288ヘクタールに及ぶ。そこで収穫された葡萄は、メゾン全体で使用される量の半数にのぼる。ペリニョンの手法が表現される象徴的な葡萄品種は、シャルドネである。その栽培の中心地はコート・デ・ブラン地区である。
トップ・キュヴェ「コント・ド・シャンパーニュ」

テタンジェの最高峰キュヴェ「コント・ド・シャンパーニュ」は、ランスのメゾンを象徴する逸品です。1936年に誕生したこのヴィンテージ・シャンパーニュは、厳選されたブドウ(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)を100%使用しています。
長期熟成により、複雑さとエレガントさを兼ね備えています。熟した果実、トースト、ハチミツの繊細なアロマが漂います。口当たりは滑らかで、エレガントな酸味と長く続く余韻が特徴的です。
アート・ボトルの先駆け「アート・コレクション」

テタンジェの名門シャンパーニュ・メゾンが最も革新的な取り組みの一つが、「アート・コレクション」の創設です。このコレクションは、芸術とシャンパーニュを融合させたアート・ボトルの先駆けとして、世界中の収集家や愛好家の間で高い評価を得ています。各ボトルは、現代美術の世界で名高いアーティストとのコラボレーションによって生み出され、その芸術的な価値と希少性が高いデザインが特徴です。テタンジェの「アート・コレクション」は、単なるシャンパーニュではなく、芸術作品としての価値も持ち、収集家や投資家から熱烈に求められています。
テタンジェ家の4世代にわたる所有

テタンジェ家は、ランスに拠点を置く名門シャンパーニュ・メゾン、「テタンジェ」の所有者として、4世代にわたって引き継がれてきました。この家族のシャンパーニュ製作用への情熱は、1734年に皮革商人だったピエール・テタンジェがメゾンを設立したときにまで遡ります。彼の息子、シャルル・テタンジェが事業を拡大し、フランス王室御用達の地位を獲得しました。
19世紀に入ると、ピエール・シャルル・テタンジェがメゾンの舵取りを担当し、ランスに大規模なセラーを建設して生産量を増加させました。彼の息子、アンリ・テタンジェは、シャンパーニュ地方におけるワイン生産者組合の設立に尽力し、業界の発展に貢献しました。
20世紀には、アンリ・テタンジェの3人の息子がメゾンを引き継ぎました。アンドレ・テタンジェは技術革新を進め、ステンレス製のタンクや温度管理システムを導入しました。フランソワ・テタンジェは国際市場の開拓に注力し、テタンジェを世界的なブランドに成長させました。そして、ジャン・テタンジェはブドウ栽培とワインの品質に重点を置き、メゾンの評判をさらに高めました。
自社畑288haでブドウの50%を収穫

ランスに拠点を構える名門シャンパーニュ・メゾン「テタンジェ」は、288ヘクタールの自社畑を有しています。この広大な面積の畑では、シャンパーニュに使用されるブドウの約50%が収穫されています。テタンジェは自社畑を大切に管理しており、ブドウの生育に最適な条件を整えています。その結果、テタンジェのシャンパーニュは、卓越した品質とバランスの良い味わいで知られています。
象徴的なシャルドネ栽培

象徴的なシャルドネの栽培は、テタンジェが誇る伝統の根幹です。ランスに拠点を持つこの名門メゾンは、シャルドネをそのシャンパーニュの核に据え、コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスのブドウ畑から優れたシャルドネを厳選しています。これらの区画は、その白亜質の土壌と斜面に日差しが降り注ぐ立地が、シャルドネ固有のエレガントさとミネラルの複雑さを引き出します。テタンジェは、厳選されたシャルドネをブレンドすることにより、そのシャンパーニュに繊細なバランス、複雑さ、そして熟成能力をもたらしています。