ブルゴーニュ最高峰の白ワイン畑「ピュリニー・モンラッシェ」

ワイン入門者
先生、ピュリニー・モンラッシェってどんなワインなんですか?

ワイン研究家
ピュリニー・モンラッシェは、ブルゴーニュ地方の特級畑として有名な村名で、最高峰の白ワインを産出するよ。

ワイン入門者
特級畑が4つもあるんですね!

ワイン研究家
そうだね。ピュリニー・モンラッシェ村と隣村にまたがって、4つの特級畑があるんだよ。ピノ・ノワールとシャルドネという品種を使用して、赤ワインと白ワインの両方があるよ。
ピュリニー・モンラッシェとは。
ブルゴーニュ地方のピュリニー・モンラッシェは、世界屈指の白ワインを生み出す村として知られています。
その中でも最も有名なのは、ピュリニー・モンラッシェ村と隣のサシャーニュ・モンラッシェ村にまたがる「モンラッシェ」という特級畑です。特級畑は4つあり、それぞれモンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェと呼ばれています。すべて白ワイン専用畑です。
村の南部、標高約250~290mに位置するこれらの畑のうち、2つはサシャーニュ・モンラッシェ村と共有しています。特級畑の北側には一級畑があり、さらにその北にはムルソー村があります。村名畑は、特級畑と一級畑の下方に広がっています。
【使用品種】ピノ・ノワール、シャルドネ
【タイプ】赤ワイン、白ワイン
ピュリニー・モンラッシェ村の地理的特徴

ブルゴーニュ地方の中心部に位置するピュリニー・モンラッシェ村は、標高200~350メートルに位置する、わずかに傾斜した丘陵地帯に広がっています。この村を取り囲む谷の両側には、石灰岩質土壌と粘土質土壌が混ざり合ったブドウ畑が広がっています。
村の南側には、コトー・デュ・ボーネ地区の、より標高の高いブドウ畑があり、石灰岩が優勢な土壌で有名です。北側にはコート・ド・ボーヌ地区の、より低い標高のブドウ畑があり、粘土質の多い土壌と、より厚い岩盤です。この地理的な特徴が、ピュリニー・モンラッシェのワインに複雑さとミネラル感を付与しています。
世界最高峰の特級畑「モンラッシェ」

ピュリニー・モンラッシェの畑の中で、最も名高いのが「モンラッシェ」です。この畑はブルゴーニュ白ワインの最高峰とされ、世界が認める特級畑に指定されています。モンラッシェのぶどう畑は約7ヘクタールと小さく、その希少性も相まって、世界中で高く評価されています。この畑のワインは、非常にエレガントで複雑な味わいが特徴で、若いときはフレッシュな果実味がありますが、熟成すると蜂蜜やナッツのニュアンスが加わり、格別な味わいに変化します。
シャサーニュ・モンラッシェ村との関係

ブルゴーニュを代表する白ワインの聖地、「ピュリニー・モンラッシェ」村。その北隣に位置するのが、シャサーニュ・モンラッシェ村です。この2つの村は密接な関係があり、時に一続きの畑のように扱われることもあります。
かつて、シャサーニュ村の一部はピュリニー村に属していました。しかし、18世紀にシャサーニュ村が独立。それでも、地質的にも栽培方法的にも両村は非常に似通っており、生産されるワインも同等の品質を誇ります。
ピュリニー・モンラッシェのワインの特徴

ブルゴーニュ最高峰の白ワイン畑「ピュリニー・モンラッシェ」で生産されるワインは、その類まれなエレガンスと複雑さで世界的に高く評価されています。これらのワインの特徴は、以下のような要素に反映されています。
ピュリニー・モンラッシェのワインは、石灰質を含む粘土質石灰土壌で栽培されたシャルドネ種から造られます。これらの土壌はワインにミネラル感とフィネスをもたらします。また、畑は急な斜面に位置するため、ブドウは日当たりに恵まれ、しっかりとした風味を発達させます。
おすすめの銘柄とヴィンテージ

ピュリニー・モンラッシェの中でも、特に推奨される銘柄としては、「バタール・モンラッシェ」、「モンラッシェ」、「シュヴァリエ・モンラッシェ」などが挙げられます。これらの銘柄は、極めて高い品質と名声で知られ、世界中の愛好家からの高い評価を得ています。
また、ヴィンテージも重要な要素です。ヴィンテージによってワインの品質は大きく左右されます。一般的に、ピュリニー・モンラッシェのワインは熟成によってその魅力が増します。特に、2018年、2015年、2010年、2005年などの優れたヴィンテージは、長期熟成に向いており、今後さらにその価値を高めていくことが期待されています。