ワインの用語『ペルゴラ』とは?その利点や採用されている地域

ワイン入門者
ペルゴラって、どういう意味ですか?

ワイン研究家
ブドウ樹の仕立て方のひとつで、高い棚に誘引する栽培方法のことだよ。

ワイン入門者
なぜ、棚に誘引するんですか?

ワイン研究家
日本では強い日照から守るため、湿度の高い地方では病害や湿気から守るための効果があるよ。
ペルゴラとは。
ワイン用ブドウの栽培方法として「ペルゴラ」があります。日本では「棚仕立て」と呼ばれています。高い支柱で棚を作り、その上にブドウのツルを誘引して成長させます。
この方法では、ブドウの房が強すぎる直射日光から守られます。また、湿度の高い地域では、房を地面から離すことで病気や湿気から守ることができます。日本のような降水量の多い地域や、イタリア、ポルトガルの一部、エジプトなどの日差しが強い地域で採用されています。
ペルゴラとは:棚仕立の一種

ペルゴラとは、ブドウの木を棚仕立にする方法の一種です。この手法では、ブドウの木を水平の棒や枠組みに沿って這わせて支えています。棚仕立には、ブドウの木の生産量を増やし、日光と風通しのバランスを確保する利点があります。
ペルゴラ仕立てのメリット

-ペルゴラ仕立てのメリット-
ペルゴラ仕立ては、ブドウの木を棚状に仕立てる方法です。この仕立て方では、ブドウの木が互いに支え合い、房がより均一に日光を浴びられます。利点は次のとおりです。
* 病気の予防 ブドウの葉が十分に風通しと日光を浴びるため、病気にかかりにくくなります。
* 収穫量の増加 房が均一に日光を浴びるので、糖度が高く、収穫量が増加します。
* 管理の容易さ 棚状に仕立てることで、剪定や収穫などの管理作業が容易になります。
* 耐寒性の向上 冬になると棚がブドウの木を風や寒さから守ります。
強い日照から実を守る

ワイン用ブドウの栽培手法であるペルゴラは、強い日照から実を守るために開発されました。この手法では、ブドウの木を垂直に立てるのではなく、頭上に水平の棚を張り、木を棚に沿わせます。これにより、葉が日陰を作り、果実を過度の熱と日焼けから保護することができます。さらに、この構造はブドウの木に十分な空気の流れを提供し、病気の発生を抑えます。
湿気や病害から房を守る

ペルゴラ方式では、房が地面から持ち上げられ、湿気や病害から守られます。これにより、特に病気になりやすいブドウ品種を栽培するのに適した方法です。また、風の流れが良くなるため、病気の蔓延を防ぐ効果もあります。さらに、日光がよく当たるので、ブドウの果実の成熟を促進することができます。
ペルゴラ仕立てを採用している地域

ペルゴラ仕立ては、世界各地のワイン産地でさまざまな理由から採用されています。最も有名な地域の1つがイタリアのヴェネト州です。そこで、この仕立て方法はプロセッコ地区で広く使用されており、風通しと日照を確保し、病気を防ぐのに役立っています。
他の著名なペルゴラ産地としては、フランスのブルゴーニュ地方があります。ここでは、ペルゴラ仕立てが、シャルドネやピノ・ノワールのブドウを日陰から守り、収量を抑制するために使われています。また、スペインのリオハ地方でも、ペルゴラ仕立ては広範囲にわたって採用されており、ブドウの木を暑さや乾燥から保護し、より果実味のあるワインを生み出すのに役立てられています。