ブルゴーニュの巨匠、ドメーヌ・パランの美しきワイン

ワイン入門者
先生が説明された『パラン』について、もう少し詳しく教えていただけますか?

ワイン研究家
パランはブルゴーニュ地方のヴォルネイ村で代々続くワイナリーです。1803年にポマール村に移転し、現在のドメーヌ・パランの基礎を築きました。

ワイン入門者
現在は何代目ですか?

ワイン研究家
12代目のアンヌ・パラン氏と妹のカトリーヌ氏が経営しています。彼女たちは伝統を重んじながらも、女性の感性を取り入れたスタイルを追求しています。
パランとは。
ブルゴーニュ地方のヴォルネイ村で17世紀半ばに始まったパラン家の歴史は、1803年にポマール村への移転とドメーヌ・パランの設立によって新たな章へ。
代々受け継がれてきたパラン家の伝統を受け継ぎつつ、12代当主アンヌ・パラン氏と妹のカトリーヌ氏は、女性ならではの柔らかさとエレガンスを取り入れたスタイルを築きました。
彼らのワインは、力強さと洗練さを兼ね備えた特徴的な味わいが魅力。ポマール村を中心に約25ヘクタールのブドウ畑を所有し、2018年現在、有機農法への転換が進められています。
17世紀半ばにブルゴーニュに誕生したパラン家の歴史

17世紀半ばにブルゴーニュの地に誕生したパラン家は、代々受け継がれてきたブドウ園とワイン造りの伝統を誇る名門です。パラン家は、何世代にもわたって土地とワインづくりに情熱を注ぎ、その努力はブルゴーニュワインの黄金時代を形作ることに貢献しました。彼らによって生み出されるワインは、その繊細さ、複雑さ、そしてエレガンスで世界的に高く評価され、ブルゴーニュワインの美意識を体現しています。
ポマール村に築いたドメーヌ・パランの礎

ブルゴーニュ地方の心臓部、ポマール村にドメーヌ・パランの礎が築かれました。18世紀の終わり、革新的なワインメーカーであるニコラ・パランが、この村の丘陵地帯に小さなブドウ畑を所有していました。ニコラは情熱的な栽培者であり、彼の畑で育つシャルドネとピノ・ノワールに特別な愛情を注いでいました。彼のこだわり抜いたブドウ栽培の技術と、伝統的なワイン醸造法を組み合わせた努力が、ドメーヌ・パランのワインの卓越した品質の基礎を築いたのです。
12代目当主アンヌ・パランと妹のカトリーヌの革新

12代目当主アンヌ・パランと妹のカトリーヌは、ドメーヌ・パランの時代を超越した革新の担い手です。アンヌはブドウ栽培と醸造に携わり、生物多様性を尊重し、環境に優しい手法を取り入れています。一方、カトリーヌはワインのマーケティングと販売を担当し、ドメーヌの伝統と現代的なスタイルを融合させています。姉妹の情熱と献身により、ドメーヌ・パランはブルゴーニュで最も革新的かつ尊敬される生産者の一つとなっています。
力強く、しっかりとしたボディを持つパラン家のワイン

パラン家のワインは、力強さとしっかりしたボディが特徴的です。長期間の熟成を経て、その複雑さはさらに増します。エレガントなアロマと豊かな味わいが、ビロードのような滑らかなタンニンと調和し、長く心地よい余韻を残します。パラン家は、土地のニュアンスをワインに反映させることにこだわりを持っており、ワインは風土が刻印されています。その結果、土壌の特徴が明瞭に表現され、テロワールを存分に味わうことができます。
有機農法への転換中のドメーヌ

有機農法への転換を進めるドメーヌとして知られるブルゴーニュの巨匠、ドメーヌ・パラン。彼らは伝統的なワイン造りの手法を継承しつつ、環境に配慮した持続可能なワイン造りを目指している。2018年にビオディナミ農法を採用し、現在は畑の全面的な有機栽培への転換に取り組んでいる。ドメーヌの畑では、緑肥や生物防除剤を使用して土壌の健康を維持し、ブドウの自然な成長を促進している。また、化学肥料や農薬の代わりに有機肥料を使用しており、自然の生態系を保全しながら、上質なブドウの栽培を実現している。