ワインの「グリップ」とは?テイスティング用語解説

ワイン入門者
「グリップ」というワイン用語について教えてください。

ワイン研究家
グリップとは、ワインに含まれるタンニンや酸が舌や口の中をぎゅっと引っ張るような感覚のことです。

ワイン入門者
タンニンと酸が関わっているんですね。

ワイン研究家
はい。タンニンが強く、酸も程よく効いているワインは、グリップ感のある味わいと表現されます。
グリップとは。
ワインの用語「グリップ」は、タンニンや酸が舌や口の中で引き締めるような感覚を表します。テイスティング用語のひとつで、通常はポジティブな印象を意味します。「グリップ」とは、英語で「握る」や「強く引っ張る」を意味する言葉です。具体的には、「渋みにグリップがある」「タンニンにグリップがある」「グリップ感のある力強い味わい」のように使われます。
「グリップ」とは何か?

ワイン用語における「グリップ」は、ワインが舌や口蓋にどのように触れるか、またはワインのタンニンの質と量を指します。タンニンはブドウの種子、果皮、茎に含まれるポリフェノールの一種で、ワインに渋みと構造を与えます。ワインの「グリップ」は、ワインの口当たりや風味がどのように変化していくかに影響し、長期保存による熟成のポテンシャルを示すこともあります。
タンニンとグリップ

-タンニンとグリップ-
ワインの「グリップ」という用語は、ワインのタンニンの感覚を表します。タンニンはワイン中のポリフェノールの一種で、ブドウの皮や種子、木の樽から抽出されます。
タンニンはワインに渋みや苦味を加えるだけでなく、収れん性とも呼ばれる口の中を乾燥させ、ざらつかせる感覚もたらします。この収れん性が、ワインの「グリップ」につながります。タンニンが豊富なワインは、飲み込んだ後にも口の中に長く残り、よりしっかりとした印象を与えます。
酸とグリップ

酸はワインのグリップに直接影響を与えます。酸がしっかりしていると、ワインは口の中でより引き締まった、シャープな感覚を残します。このグリップは、ワインに構造や骨格を与え、より長く楽しめる風味を与えます。逆に、酸が低いワインは、より柔らかく、ふっくらした印象になります。したがって、酸のレベルは、ワインの全体的な感触と飲みやすさに影響を与える重要な要素なのです。
グリップのあるワインの特徴

ワインの「ボディ」は、ワインの重さと濃さを表す用語として知られています。このボディに関連して「テクスチャー」という概念があり、ワインが舌触りでどのように感じられるかを表します。その中で「グ りップ」とは、ワインを飲んだときに舌に残る感覚、つまりワインの余韻の長さと質のことを指します。
グ りップのあるワインは、タンニンというポリフェノールが豊富に含まれています。タンニンは渋味成分であり、ワインに骨格と構造を与えます。ワインのグ りップは、そのワインの熟成期間やブドウの品種、栽培地域などの要因によって影響を受けます。
グリップを楽しむワインの選び方

-グリップを楽しむワインの選び方-
ワインの「グリップ」がどのような感覚であるかを理解した後は、その感覚を楽しむために最適なワインを選ぶことが重要です。
フルボディの赤ワインカベルネ・ソービニヨン、メルロー、シラーなどのフルボディの赤ワインは、通常、しっかりとしたグリップ感があります。これらのワインは、タンニンが豊富で、舌にざらついた感覚を残します。
若く果実味のあるワインピノ・ノワールやビオレンティエなどの若い果実味のあるワインも、しばしば良いグリップ感があります。これらのワインは、タンニンが少なく、代わりにジューシーでフレッシュな果実味が味わえます。
オーク樽熟成ワインオーク樽で熟成されたワインは、タンニンが抽出され、よりしっかりとしたグリップ感を得ることができます。樽熟成されたカベルネ・ソービニヨンやシャルドネは、特にこの特徴が顕著です。
ブレンデッドワイン複数の品種をブレンドしたワインは、異なるグリップ感を組み合わせることができます。例えば、カベルネ・フランとメルローをブレンドしたワインは、強さと滑らかさを兼ね備えたバランスの取れたグリップ感を持つ可能性があります。