イタリア南部ワインの秘宝「バジリカータ」のすべて

ワイン入門者
ワイン用語の「バジリカータ」について教えてください。

ワイン研究家
バジリカータはイタリア南部の地域で、土踏まずに位置しています。赤ワインが8割を占め、アリアニコが主要な品種です。

ワイン入門者
代表的なワインの名前を教えてください。

ワイン研究家
代表的なワインは「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」です。
バジリカータとは。
イタリアの南部、ブーツに例えられるイタリア半島の「土踏まず」に位置するバジリカータ地方。ワインの産地として知られ、生産されるワインの約8割が赤ワインです。その中で主要な品種はアリアニコ。中でも「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」が代表的なワインとして有名です。ただし、日本への輸入量はまだ限られています。
バジリカータとは?

バジリカータとは
バジリカータは、南イタリアにあるバジリカータ州を指します。この州は、アプリアとカラブリアに隣接しており、ティレノ海に面しています。バジリカータという名前の由来は、ビザンチウム(東ローマ帝国)が967年にこの地域を支配していた時代に、ここでビザンチウムの統治者を指すバジレウスという言葉が使われていたことに由来します。
バジリカータのワインの特色

バジリカータのワインの特色は、そのユニークなブドウ品種と独特のテロワールに由来しています。地元で栽培されているアリアニコ種は、フルボディでタンニンが豊富で、黒果実やスパイスのニュアンスが特徴です。同じく土着品種であるアグラニコは、より軽く、爽やかな酸味と赤い果実の香りを持ちます。マルヴァジアは白ワインに使用され、フルーティーでアロマティックな味わいとなります。
これらのブドウ品種は、バジリカータの乾燥した地中海性気候と火山性土壌の中で育まれ、ワインにミネラル感と複雑さをもたらします。隆起した山々と丘陵が作り出す標高差により、ブドウ畑は多様な微気候に恵まれ、多種多様なワインを生み出すのです。
主要品種「アリアニコ」

イタリア南部ワインの秘宝「バジリカータ」は、そのユニークなテロワールと伝統的なワイン造りで知られています。この地域で最も重要な品種の一つが「アリアニコ」で、力強く構造化された赤ワインを生み出しています。
アリアニコは、日当たりの良いブドウ畑で栽培され、厚い皮と小さな果実が特徴です。この品種は、豊かなタンニン、複雑なアロマ、そして長熟する能力で知られています。アリアニコは単一品種ワインとしてもブレンドにも使用され、テロワールを表現する多様なスタイルのワインを生み出します。
代表的なワイン「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」

バジリカータを代表するワインとして、「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」が挙げられます。このワインは、その名のとおり、バジリカータ州のヴルトゥレ山麓で生産されます。標高の高いこの地域は、ブドウがゆっくりと熟するため、濃密でタンニンが豊富なワインを生み出します。
アリアニコ・デル・ヴルトゥレは、その複雑さと力強さで知られています。ブラックベリーやプラムなどの果実味に加え、スパイスやタバコのニュアンスを持つこともあります。長期熟成にも向いており、熟成を重ねることで、さらなる深みと複雑さを備えるようになります。
日本への輸入状況

日本への輸入状況では、バジリカータワインの日本への輸入状況について紹介します。バジリカータワインは、日本ではまだあまり知られていませんが、徐々に認知度が高まっています。日本に輸入されるバジリカータワインは、主にアリアニコ種を使用した赤ワインが中心です。2023年現在、日本に正規輸入されているバジリカータワインは数種類に限られていますが、今後も輸入量が増加する可能性があります。バジリカータワインの輸入を検討しているワイン商や飲食店にとって、今後の展開は注目すべき点と言えるでしょう。