ワインの用語『ライプ・ロット』

ワイン入門者
先生、「ワインの用語『ライプ・ロット』について教えてください。

ワイン研究家
ライプ・ロットは、ブドウの病気の一つです。雨によって広がり、果実に感染すると腐敗させてミイラ化させます。

ワイン入門者
そうなんですね。発生を防ぐ方法はありますか?

ワイン研究家
罹病した果実や巻きひげを取り除き、病害菌を除去したり、休眠期にベンレートを散布したりすることが有効です。
ライプ・ロットとは。
ブドウの病気に「灰色カビ病」と呼ばれるものがあります。これは、雨を媒介として伝染し、収穫期のブドウに感染すると、果実が腐敗してカビが生えてしまいます。日本のような多雨地帯では、最も深刻なブドウの病気の一つです。別名「晩腐病」とも呼ばれています。
灰色カビ病を防ぐには、感染した果実や巻きひげを畑から取り除き、病気を広げる菌を減らすことが大切です。また、冬場の休眠期に「ベンレート」(ベノミル剤)を散布すると有効です。病気を引き起こす菌は「グロメレラ・シングラータ」です。
ライプ・ロットとは

ライプ・ロットとは、ワインの品種をブレンドする際に使用されるドイツ語です。「ライプ」は「品種」を、「ロット」は「ブレンド」を意味します。この手法では、複数のブドウ品種を組み合わせて、より複雑でバランスの取れたワインを生み出します。ライプ・ロットは、味わいや香りに多様性を加え、単一品種のワインでは表現できないユニークな味わいを生み出すことができます。
ライプ・ロットの症状

ライプ・ロットの症状は多岐にわたり、その進行具合によって異なります。初期段階では、葉が黄色くなり始め、縁から内側に向かって広がっていきます。葉脈が際立って見え、葉全体の変色が進みます。進行すると、葉は茶色に変色し、しおれてしまいます。茎も影響を受け、褐色に変色したり、萎縮したりする可能性があります。最終的に、果実は甘みと酸味を失い、縮んでしまいます。
ライプ・ロットの原因

ライプ・ロットの原因は、ワインの醸造過程における細菌感染によって引き起こされます。この細菌は乳酸菌と呼ばれ、ブドウ果汁やワイン中に自然に存在しています。醸造時には、通常はワイン中のアルコールや酸によって抑制されますが、一定の条件が重なると活発になり、ワインの発酵に影響を及ぼします。
具体的には、ワインの酸度が低い、pHが高く、温度が高いなどの条件下では、乳酸菌が繁殖しやすくなります。また、ワインに酸素が触れることで、乳酸菌の増殖が促進されるため、ワインの醸造における衛生管理が不十分であることもライプ・ロットの原因となります。
ライプ・ロットの予防と対策

-ライプ・ロットの予防と対策-
ライプ・ロットとは、ワインの表面にできる薄くて白い膜状の酵母で、空気中の酸素と接触することで発生します。ワインを酸化させ、品質を劣化させる原因となります。そこで、ライプ・ロットを防ぐためには、次の対策が重要です。
まず、ワインの容器を満杯にして密封し、空気の混入を防ぎます。また、ワインを冷暗所に保存し、温度と光による酸化を防止します。さらに、定期的にワインを澱引きして、発生した酵母を沈殿させて除去します。
さらに、ワインに二酸化硫黄(SO₂)を加えることで、酵母の発育を抑制できます。ただし、SO₂は過剰に添加するとワインの風味を損なうため、適量の使用が求められます。
これらの対策を講じることで、ライプ・ロットの発生を予防し、ワインの品質を維持することができます。
ライプ・ロットの影響

ライプ・ロットの影響は多岐にわたります。まず、ライプ・ロットワインはしばしばより豊かな風味と複雑さを有します。これは、果実が樹上でより長く熟すことで、砂糖分やフェノール化合物などの風味が濃縮されるためです。また、一部のライプ・ロットワインは、より長い熟成期間に対応できます。これは、濃縮されたフェノール化合物が熟成中にワインに安定性と構造をもたらすためです。さらに、ライプ・ロットワインは、しばしばより高いアルコール度数を有します。これは、樹上で熟したブドウの糖分が、発酵時により多くのアルコールに変換されるためです。