ルイ・ロデレール – ロシア皇帝も愛した銘酒シャンパーニュ

ワイン入門者
ルイ・ロデレールってどんな会社?

ワイン研究家
ランスを拠点とする銘醸シャンパーニュメゾンだよ。ロシア皇帝にも愛されたんだ。

ワイン入門者
フラッグシップの『クリスタル』って、どんなワイン?

ワイン研究家
黄金色のセロファンに包まれた、ノーブルな雰囲気を纏ったボトルに入ったワインだよ。
ルイ・ロデレールとは。
シャンパンの名門「ルイ・ロデレール」は、ランスに拠点を構える銘醸メゾンです。ロシア皇帝にも愛された由緒あるメゾンで、フラッグシップの「クリスタル」は、黄金色のセロファンに包まれ、高貴な雰囲気を醸し出しています。
メゾンは18世紀末に創業し、1833年に優れた起業家ルイ・ロデレール氏が引き継ぎました。当時主流だったブドウの買い付けではなく、グラン・クリュの畑を購入し、区画ごとの特性を熟知してワイン造りを究め、品質を向上させました。
その後19世紀には世界的に名を馳せ、ロシア皇帝にも愛される逸品となりました。スタンダードな「ブリュット・プルミエ」は、ノンヴィンテージ(複数年のぶどうをブレンド)で、ピノ・ノワール40%、シャルドネ40%、ムニエ20%をブレンドし、澱とともに3年間熟成させて造られます。
華やかな黄金色のセロファンに包まれた『クリスタル』

ロシア皇帝も愛した銘酒シャンパーニュ、ルイ・ロデレール。その中でも、「クリスタル」は黄金色のセロファンに包まれた豪華なシャンパーニュです。このセロファンは、かつてロシア皇帝アレクサンドル2世が瓶を覆う布の代わりに金色のセロファンを巻いたことが起源といわれています。それ以来、ルイ・ロデレール社のフラッグシップシャンパーニュとして、「クリスタル」にはこの黄金色のセロファンが纏われています。
創業18世紀末、ルイ・ロデレール氏が築いた基礎

18世紀の末、ルイ・ロデレール氏はシャンパーニュ地方を代表する老舗メゾンの一つを創設しました。ロデレール家の歴史は古く、17世紀初頭からブドウ栽培に関わっていたとされています。ルイ・ロデレール氏は、ブドウ畑の拡張と醸造技術の改良に力を注ぎ、その卓越したシャンパーニュが評判を呼んで急速に名を上げました。
世界で愛される逸品に成長

世紀の初め、ルイ・ロデレールはロシア皇帝ニコライ2世の御用達シャンパーニュとなり、その品質の高さが広く認められるようになりました。そして、時を経て、ルイ・ロデレールは世界中の人々に愛される銘酒へと成長を遂げていきました。
『ブリュット・プルミエ』はノンヴィンテージのスタンダード

ルイ・ロデレールが誇る「ブリュット・プルミエ」は、ノンヴィンテージ・シャンパーニュのスタンダードとして広く知られています。ノンヴィンテージとは、さまざまなヴィンテージのワインをブレンドして造られるシャンパーニュのこと。この手法により、毎年安定した品質を保つことが可能になります。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエのブレンド

ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエのブレンドは、ルイ・ロデレールの特徴的な味わいを生み出す重要な要素です。ピノ・ノワールは力強さとストラクチャーをもたらし、シャルドネはエレガンスとミネラル感を加えます。ムニエは丸みと果実味を補完し、複雑で調和のとれたシャンパーニュを生み出します。これらの品種をブレンドすることで、ロデレールはさまざまなキュヴェを生み出し、それぞれに独自のキャラクターを与えています。たとえば、「クリスタル」は主にピノ・ノワールで構成され、力強さとミネラル感を備えています。一方、「ブリュット・ヴィンテージ」はシャルドネが主体で、エレガントさと熟成ポテンシャルに優れています。