プリエ・ブラン ~ヴァッレ・ダオスタの地に根付く白ブドウ品種~

ワイン入門者
『プリエ・ブラン』というブドウ品種について教えてください。

ワイン研究家
『プリエ・ブラン』はイタリアのヴァッレ・ダオスタ地方で栽培されている白ブドウ品種です。

ワイン入門者
標高が高くて自根で栽培されているということですか。

ワイン研究家
はい。標高900~1200mの高地で栽培され、一部ではアメリカ台木を使わずに自根で栽培されています。
プリエ・ブランとは。
「プリエ ブラン」は、標高900~1200メートルのイタリアのヴァッレ ダオスタ地方、ラ サール村とモルジュ村で栽培されている白ブドウの固有種です。この特徴的なブドウ畑は、自根栽培によってブドウの本来の特性を最大限に引き出し、アメリカ産の台木を用いず、固有のテロワールを表現しています。
ヴァッレ・ダオスタ地方の秘宝

ヴァッレ・ダオスタ地方の秘宝といえるプリエ・ブランは、同地方の固有品種です。その歴史は古く、8世紀頃にはすでに栽培されていたとされています。このブドウは厳しい気候に耐え、急斜面の畑や標高の高い場所でも育つ、たくましい性質を持っています。その結果として得られるワインは、冷涼な気候がもたらす鮮やかな酸味と、ミネラルに富んだ味わいで知られています。プリエ・ブランは、伝統的に単一品種でワインが造られており、ヴァッレ・ダオスタ地方のテロワールを忠実に表現する、唯一無二の存在となっています。
標高の高い畑で育つ希少品種

ヴァッレ・ダオスタの畑で栽培されているプリエ・ブランは、標高の高い斜面で育つ希少品種です。 この地域の独特な気候条件により、ブドウは他の品種に比べてゆっくりと熟し、味わいに複雑な層を生み出します。険しい山岳地帯の気まぐれな気候に耐え抜いた地元のプリエ・ブランは、栽培が困難ですが、並外れた品質を誇ります。
自根栽培の伝統

-自根栽培の伝統-
ヴァッレ・ダオスタのワイナリーでは、ブドウは自根で栽培されています。これは、他の多くの地域とは異なる特徴です。自根栽培とは、ブドウが台木(他のブドウ品種の根)に接ぎ木されずに、自分の根で育つことを意味します。この方法により、ブドウの根は深くまで伸び、より多くの栄養分や水分を吸収することができます。また、土壌のテロワールを直接表現するため、ワインに特徴的な味わいと複雑さを与えます。
白ワインの個性を引き出す

白ワインの個性を引き出すプリエ・ブランは、単一品種ワインとして、その豊かな味わいをフルに発揮します。このブドウがもたらすアロマは、白い花、洋梨、アプリコット、ナッツ、ハチミツなど、複雑で魅惑的なものです。その味わいは、フレッシュで酸味があり、ミネラル感に溢れています。ブドウの天然の酸度は、長期熟成が可能な、バランスの取れたワインをもたらし、時間の経過とともに複雑さと深みが増します。
イタリア北西部を代表する銘醸地

イタリア北西部のヴァッレ・ダオスタは、プリエ・ブランの産地として名高い。この地域は、アルプス山脈の麓に位置し、イタリアとフランスの国境に接している。標高が高く、冷涼な気候で、ワイン造りに適した環境が整っている。特に、白ワイン用のブドウ品種であるプリエ・ブランが、この地域のテロワールに最適に適応し、世界的に高い評価を得ている。