ワイン用語『クロ』とは?秀逸な畑を囲む塀

ワイン入門者
クロという用語は、区画を囲む何かを指しますか?

ワイン研究家
はい、クロは塀や石垣で囲まれた畑の区画を指します。

ワイン入門者
なぜこの区画は『秀逸』とみなされるのですか?

ワイン研究家
歴史的に、最も優れた区画が土壌の流出や動物の被害から守るために塀で囲まれていたためです。
クロとは。
クロとは、塀や石垣で囲まれた畑のことを指します。主にフランスのブルゴーニュやボルドーで見られます。
クロの語源はフランス語の「Clos(囲い)」で、かつては優れた区画を土壌流出や動物から守るために塀で囲われていました。しかし、現在では塀のないクロも存在します。
クロと呼ばれる畑は、一般的に優れたブドウ畑とされています。
クロの起源と意味

クロとは、ブルゴーニュ地方のワイン用語で、周囲を塀で囲まれた秀逸な畑のことを指します。この塀は、不法侵入者や家畜から畑を守るだけでなく、畑の微気候を調整し、ブドウの品質を向上させる役割を果たしています。クロという言葉は、「囲い」や「囲まれた場所」を意味するラテン語の「clausus」に由来しており、早くも12世紀頃にはクロの概念が認められていた記録が残っています。
ブルゴーニュとボルドーにおけるクロ

ブルゴーニュとボルドーのワイン用語でしばしば耳にする「クロ」とは、秀逸な品質のブドウ園を囲む塀のことです。クロで囲まれた畑は、ワイン醸造に適した条件がそろった特別な区画とされており、そこで栽培されたブドウは、高品質なワインを生み出すことで知られています。
ブルゴーニュ地方では、クロは主にコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのグランド・クリュ畑に存在しています。これらのクロは、日当たりの良い斜面に位置し、排水性の良い土壌を有し、ブドウの最適な成熟を促しています。
一方、ボルドー地方では、クロは主にグラーヴ地方とサンテミリオン地区で見られます。ボルドーのクロは、ブドウ畑を冷気や風から守り、ブドウの熟成と濃縮に寄与します。また、クロは害虫や動物の侵入を防ぐ役割も果たしています。
クロのワインの特徴

クロとは秀逸な畑を示す語で、特に集落のすぐ近くの急斜面に位置する畑を指します。この畑は、日当たりがよく水はけも良好で、農作物の生育に適しています。そのため、高品質で収量が多い農作物が収穫できます。急斜面にあるため、段々畑として耕作されています。また、クロは村落共同体によって管理されており、村落の重要な財産となっていました。
ワイン名に『クロ』が含まれる場合

ワイン名に「クロ」が含まれる場合、それは通常、区画された素晴らしい畑を表します。これらの畑は、通常、石の壁や生垣で囲まれており、隔離され、保護された環境を提供しています。大まかに言うと、クロとは、区画された畑という意味で、その畑から収穫されたブドウで造られたワインの名前にも「クロ」という言葉が使われます。たとえば、「クロ・ド・ヴージョ」は有名なブルゴーニュの畑で、その畑で栽培されたブドウから造られるワインには「クロ・ド・ヴージョ」という名前が付けられます。
クロは秀逸な畑の証

クロとは、フランスのブルゴーニュ地方で、優れたブドウ畑を囲む塀または壁のことを指します。かつて修道士たちが、貴重で希少なブドウ畑とそれからの作物を守るためにこの塀を建設したのです。
時代を経るにつれ、クロは単に物理的な境界ではなく、優れたブドウ畑の象徴となりました。塀に囲われていることは、その畑が長年にわたって栽培され、管理されてきたこと、そして特別なケアが施されていることを意味します。そのため、クロのワインは、その品質と希少性で知られています。