ワイン用語「ギヨ・ドゥーブル」を徹底解説!

ワイン入門者
ギヨ・ドゥーブルについて教えてください。

ワイン研究家
ギヨ・ドゥーブルとは、垣根仕立における長梢剪定の手法のひとつです。前年の結果枝のうち、主幹に近い良い枝を結果母枝として残し、左右に短梢1本ずつと長梢1本を残します。

ワイン入門者
なるほど、長梢は左右に広げて水平に誘引するんですね。

ワイン研究家
そうです。そうすることで、短梢からは翌年の長梢となる良い枝が伸びます。
ギヨ・ドゥーブルとは。
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垣根仕立とは?

垣根仕立とは、ワイン造りにおける仕立て方のひとつです。ブドウの樹を垣根状に低く仕立てることで、ブドウの房が地面近くになり、日光を十分に浴びることができます。この仕立て方では、ブドウの房の数が増え、ブドウの凝縮度が高くなります。垣根仕立は、シャンパーニュ地方やブルゴーニュ地方などの冷涼な気候の地域でよく採用されています。
ギヨ・ドゥーブルの特徴

ギヨ・ドゥーブルは、ブドウ栽培における仕立て方の一種です。特徴として、1本の樹に2本の枝が伸びており、それぞれに結果母枝となるシュートが残されます。この仕立て方は、果実の質を向上させ、収量も安定させます。ギヨ・ドゥーブルは、コート・ド・ボーヌやコート・ド・ニュイなどのブルゴーニュ地方で広く使用されています。
ギヨ・ドゥーブルの剪定方法

「ギヨ・ブル」は剪定方法の一つで、主枝を一本残し、その両側に数本の側枝を伸ばすのが特徴です。剪定時期は通常、冬季の休眠期で、剪定することで樹勢を整え、果実の品質を高めることができます。
「ギヨ・ブル」剪定では、主枝の先端にある芽を摘み取り、側枝を伸ばすための芽を残します。側枝の数は通常2~4本で、長さは30~50cm程度に抑えます。剪定後は、主枝と側枝のバランスがよくなるよう、誘引を行います。
「ギヨ・ブル」剪定は、収量性が高く、果実の品質も良好になることから、ブドウ栽培で広く採用されています。ただし、樹勢が強くなってくると病害虫の発生リスクが高まるため、適宜の剪定や摘葉を行う必要があります。
ギヨ・ドゥーブルのメリット

ギヨ・ドゥーブルのメリット
ギヨ・ドゥーブル仕立ては、ブドウの生産性とワインの質を向上させるさまざまな利点があります。この仕立て法の特徴である2本の主幹のおかげで、各ブドウ株に十分な葉が付き、光合成がより効率的に行われます。これにより、果実の成熟が促進され、ブドウの糖分濃度が向上します。また、葉の茂みが増えることで、土壌の水分保持力が高まり、ブドウの干ばつ耐性が向上します。さらに、ブドウが地面から持ち上げられるため、風通しが良くなり、病気や害虫の発生が抑制されます。結果として、ギヨ・ドゥーブル仕立てでは、収量が増え、ワインの品質が向上します。
ギヨ・ドゥーブルを採用するワイン

ギヨ・ドゥーブルを採用するワインは、主にブルゴーニュ地方で生産されています。この技法は、ピノ・ノワール品種に多く用いられ、エレガントで複雑なワインを生み出します。具体的には、有名な「ロマネ・コンティ」や「シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョ」などのプレステージワインがこの技法で作られています。また、一部の生産者がシャルドネやガメイ品種でもギヨ・ドゥーブルを採用しています。